基本的に膝に痛みがある時はもちろん、膝のどこかに傷があるはずです。それが、レントゲンやMRIなどに写る明確なレベル(=骨や靭帯、筋肉等)なのか、写らないレベル(=皮膚、筋膜等)なのかという相違はあるものの、間違いなく傷があります。だから痛みや違和感が出ているのです。
しかし、その傷がどうして付いたのかはあまり世間では気にしない、気に留めないよう?です。
私は物凄く気になって仕方が無い。そして、至った結論としては、膝関節は股関節次第だという事です。(*あくまで当研究室の見解です)
下図をご覧ください。骨盤‐股関節部分を前から見た図です。
膝の痛みは圧倒的に内側が痛む場合が多いですが、その要因を示した図です。膝の痛みは実際、データ的にも女性に多いです。そして、骨盤が広めの女性に多いようです。
骨盤が広い女性が陥る関節の状態はまず、内股です。膝が悪い人を見ると、一般的にはガニ股(=O脚)が目に付きますが、そういった方は正直なところ、かなり症状が重症化した人です。成り立ちとしてはまず内股になり、ひどくなってくる(=骨や軟骨の変形)に従ってガニ股となるわけです。
具体的に言えば、股関節が内へ向き、それを調整するために膝関節が外に向くのです。(*上図 左足側)
言いたいのは結局、膝の歪みはいわば「副産物」だということ。大元は股関節であるわけですから、その部分の調整が一番有効だと当研究室では考えています。
名古屋 整体 せぼね研究室