12月中旬、名古屋市中区からお越しの○宮さん。49歳、女性。
1年前から右ひざ内側に痛みが発生。近隣の某整形を受診、レントゲン、MRIを撮ったが、異常所見は診られず。湿布、消炎鎮痛剤を処方される。
後、2ヶ月ほど通院するも、注射治療をした際に、少しだけ痛みが軽減したくらいで、時間の経過と共に再び痛みが再発する状態。
「もう、どうしたら良いのかわかりません。」
膝のチェックをした所、お皿が明らかに外側へよっています。仰向けに寝た状態では、右のつま先は内側を向いています。これ、多いパターンなのですが、まず膝よりも股関節を修正しなければ真に改善しない種類の膝痛です。
これは私の感覚になってしまいますが、膝の痛みで苦しむ方の半分くらいは、股関節が絡んでいる実感があります。なので、そういったケースに膝のコンディションに拘り過ぎると結果として治る機会をこちらが奪っていることになりかねません。
よって、当院では○宮さんの治療は股関節の調整がメインになります。歪みのパターンが分かっているからです。
膝が痛むのに、私は股関節をメインに触って治療しますから、最初は戸惑い気味でしたが、Before & After で、痛みの軽減が実感できた際には、
「今度は治るような気がします。」
と、おっしゃってくださいました。
後、4回の治療で疼痛は消失。少し時間を要しましたが、それはこれまで何年もの歪みが蓄積、身体にしっかりと学習されてしまっていたからです。
もちろん、ご自宅での自己療法をお伝えするのが、当院の特徴であり、特長。自己管理(=自立)できてこそ、それが本物の健康体だと説かせていただいております → 当院の「治療方針」
とにかく膝痛に関して一番言いたいのは、病院で変形と言われても諦めないでほしい事です。真の痛み原因の把握が何よりも重要になります。
名古屋 整体 膝関節痛 せぼね研究室