症例報告です。
1月初旬、中区からお越しの○島さん。35歳、男性。デスクワーク。
3年前より、しゃがんだ際、右膝内側に痛みが出現。近隣の整形外科、接骨院などを受診するも憎悪と緩解を繰り返す。これまでは湿布と塗り薬で誤魔化していた。
3週間前よりさらにに痛みが増し、仕事にも少しずつ差し支えるようになった。当院ホームページ上にある、膝の「ながらエクササイズ」に興味を持って実行してみた結果、痛みの軽減を感じたので、一度、来院することを決意したとの事でした。
「特に、しゃがむ時に痛いんです。」
ここ、ポイント。
以前にも書きましたが、高齢者の関節変形症とは違い、若い方の膝痛原因を突き止めることは結構、難しい面があります。
こういった場合、膝のコンディションは、腰の状態や股関節の状態を加味して考えたほうが問題解決しやすいのです。圧倒的に。
腰ー膝、股関節ー膝は、筋や筋膜で繋がりがあります。
そしてその辺りに、原因の見落としがあったように感じました。(*あくまで当院の見解です。他院を否定するものではありません)
主に腰の位置を調整。
①立っている時 ②しゃがんでいる時 ③座っている時 などを分析していきます。
しゃがむ時により痛いということを考慮し、実際にその動きをしていただきました。やはりそうでした。しゃがめばしゃがむほどに、○島さんの背骨は右へ右へと流れる感じです。もちろん、本人に全く自覚はありません。
せぼね研究室はその場で調整をかけます。こういった場合、やってはいけない(=役に立たない)のが、しゃがんで痛むにも関わらず寝た状態で普通に治療してしまう事。
動きの中で変化する腰の左右バランス(=床からの高さ)を、いずれも良いバランスに学習させることができました。
当院の特徴として、矯正治療とともに、トレーニング理論を用いて徹底的に正しい動きをマスターさせる点にあります。
他の整体と違って圧倒的に再発しにくいと自負しています。
○島さん「原因が分かって本当に助かりました。」
そうですよね。苦難が続く1年1年は長い。
似た症状の方、早めにお電話を。予約の強要や継続的な通院の押し付けは一切、いたしません。
とにかく早く治してしまいましょう。
名古屋 整体 膝関節痛 せぼね研究室