「無くて七癖」といいますが、利き手利き足など、動作の片寄りをも癖の1つと考えると、癖の数はさらに増えるのではないかと思われます。
癖の例:
座っている時、決まった側の足を組む ↓
横座りの向きが決まっている ↓
寝る際に決まった側の足を挙げる ↓
決まった側を向いて寝る ↓
しゃがむ際、前に出す足が決まっている↓
これらのように実際、おそらく「無くて30癖」くらいはあるのではないかと考えています。
どこかにぶつかった時の傷などと違い、慢性の痛み(=肩こり、腰痛)などの原因は大抵、はっきりしません。しかし、実際には痛みが出ている。
こんな時は日常生活で無意識下に行っている動作の中にこそ、その原因があるという事を意味します。(*あくまで当院の見解です)
当院の役割・存在意義としては、こういった無意識下の癖を顕在化させることにあると考えています。マイカルテにて患者さんと「やってはいけない動作」と「行うべき動作」を共有することにより、左右の使用頻度を是正していくのです。
人間の背骨はヨット帆のバランスと似ており、緊張が強い側へ傾きます。このバランスを改善していくことで背骨の傾きが取れ、肩、肘、股関節、膝関節の慢性痛が薄皮を剥ぐように楽になってきます。
さらに、ご自宅で行うことができるセルフエクササイズも指導させていただきますので、数か月後には症状を自分で管理・調整していくことが可能にもなります。痛くなるたびに整体院へ通院するようでは、あまりに不経済です。
以下、背骨歪みチェック方法です。
左側の筋が弱いとこれができません ↓
右側の筋が弱いとこれができません ↓
背骨が右に傾いているとこちら側が届きません
↓
背骨が右へ傾いでいてもこちらは届きます
↓
背骨が正常な時は真っ直ぐに立てます ↓
背骨が右に倒れているとこうなります ↓
「癖」を特定する目的はその逆動作をしていただくためです。それを日常生活の中でトレーニング化(=ながらエクササイズ)していきます。
背骨というのはなかなか自分で理解+制御できる代物では無いのは確かです。しかし、当院ではその難問に正面から立ち向かい、最終的には患者さん自身が自分で管理できるような仕組みを日々、構築中です。
名古屋 整体 背骨の歪み せぼね研究室