仙腸関節というのは腰とお尻の間、ちょうどベルトの下縁がかかる付近にある骨の出っ張りがその位置の目印になります。
この部分は医学的には少しも動かない関節といわれますが、実際はそうではないようです。その証拠に、悪い癖により噛み合せが悪化するからです。↓
常に足を挙げて寝ていたり、
常に足を組んで座っていたりすることで
下のように腰の位置に高低さが生まれ、
それが仙腸関節に大きなストレスを生み、関節を支える靭帯が悲鳴をあげるようになるのです。↓↓
さらに現代のデスクワーク地獄が仙腸関節の歪みに拍車をかけていきます。座っていると腰からお尻にかけての痛みでお悩みの方はかなり多いです。
背中を丸めてのデスクワークは、本来座るべき骨である、坐骨で座らず(座れず)、下写真のように仙骨で座る習慣がつく。
仙骨↓↓。本来は座る骨ではないのです。これにより、より仙腸関節に力(=負荷)がかかることに。
歪みを修正するとともに、最終的には下図のように坐骨で座る習慣もつけていく必要があります。座るべき骨はココです。
下写真のように大きく股関節を拡げて座った方が坐骨に体重を掛け易いでしょう。
こんな時は実は、下のような姿勢が良い。右の仙腸関節が痛む方は単純にうつ伏せで反対を向き、反対側の足を挙げて寝ることを励行してみてください。このように背骨と連動された状態で治していくのがミソです。騙されたと思って2~3週間行うと、痛みが軽減されてくるはず。効果を上げるにはさらにさまざななバリエーションがありますが、誤って行うリスクもありますので、ここでは割愛させていただきます。ご了承ください。下のポーズは安全です。
臀部痛でお悩みの方。参考になれば幸いです。
名古屋 整体 仙腸関節 せぼね研究室