なぜだと思われますか?
答え:トレーニングは、筋や関節に意識を集中して行わない方が良いと考えているからです。これらのワードを遣うと、患者さんが緊張してしまう可能性があるからです。
緊張を避けたい理由としては、
①局所(=手足の関節)に意識を向けた時点で背骨の意識が薄れ易くなり、姿勢が崩れる
②筋肉の過剰な意識は過剰な収縮を招き、老廃物(=乳酸)を産生し易くなる=翌日の疲労、筋肉痛を招く
③悪い癖・歪みというのは無意識下の状態であるために、意識下でエクササイズを行ってもそれは身体に残りにくいと考えている
などの理由からです。
(*あくまで当院の見解です。他理論を否定するものではありません。)
せぼね研究室ではこれらの考えで患者さんに「ながらトレーニング」していただきます。こういう意識でエクササイズしていくと、慢性痛の多くは「知らない間に」解消されていくことになります。知らない間にというのがポイントかも知れません。
当院の方法とは逆に、集中してトレーニングを行うことは結局、姿勢の乱れを招いたり、思いのほか疲労したり、関節や筋肉に「悪い位置」を学習させてしまうことになりかねないと考えております。
関節や筋肉は、正しい位置に導かれると自然にリラックスします。なので運動する時、緊張してしまう時点で、もう既に間違っている位置にある可能性が出てくるのは否定できません。
悪い姿勢・癖、根本的に歪みを正す際、この考えが参考になれば幸いです。(*分かりにくくてすいません。)
名古屋 整体 背骨矯正 せぼね研究室