痛みというのは、その原因組織を見つけることが大切ですが、どんな時に痛むかということも同じくらいに重要だと考えています。
実際、動いていない時（＝安静時と言います）は全然症状がないが、関節を動かしたときだけ痛いというケースは多いです。
また、レントゲンは動いて撮影しません。(動くと怒られます）ですので、そういった意味で「異常」が見つからないケースは意外に多いのではないかと当院では考えています。
先日来られた○下さん（５２歳 女性 デスクワークの患者さんは、階段を昇るような、膝を曲げた状態からゆっくりと伸ばしていく動きの時にだけ関節がズレ（＝正常な動きからズレると言う意味です）、痛む状態でした。
こういった場合、当院では階段を昇るような動きを実際に再現してもらって、そこで施術＆トレーニングをします。（立ったままです）
関節が動いてない＝ズレていない時に調整をかけ続けていたとしたら、これは完全な「的はずれ」な施術ということで、非常に改善しにくいわけです。
痛みはいわば「現行犯逮捕」が一番良いわけです。
名古屋市 中区の整体院 せぼね研究室 052-332-4171
