いきなりですが、皆さんが学生時代に選んだスポーツは何でしたか?
私は野球。野球一筋。中学~高校と野球漬けでしたし、小学校時代も遊びで毎日投げ込んでいました。(壁当て)
そして・・・中学2年の冬でしたか・・・。体に異常をはじめて感じたのは。
両足が均等に着いてない感覚。へその位置が片方に寄って、腹筋のラインも左右で違う・・・変な感じ。
野球だと仮に右投げ右打ちとして、体というのは左にひねりっ放し。
その運動を繰り返すと、背骨の機能としては、その反対の右に傾れる性質があります。これは少し専門的になってしまいますが、人間であれば誰でもです。
野球選手でも多いんです。元ジャイアンツ若手の○野投手や、ドラゴンズの○上内野手は少しひどい歪みに見えます。
元巨人の○野投手は晩年、実際に故障がちになり、引退されました。彼の場合、ユニフォームの左側襟が異常に空いてしまっていたことからも分かります。経験上、こういった場合、ルースショルダーも併発し易い感じがします。
○上内野手は、身体症状は無い?ようですが、背骨が右に倒れている分、水平な回転運動ができないため、ヒッティングポイントが定まりにくくなっている感じを受けます。最近は、スタンスをワイドにし、それが背骨の歪み・傾き具合を代償(=緩和)しているため、比較的、良い打撃をされています。(*あくまで私の見解です)
よく分かるのが、プロ野球選手名鑑です。右効き選手は顔が右に、左効き選手は顔が左に寄っている傾向が分かります。これは背骨の歪みです。
こういった歪みを予防する対策としては、投げた後、打った後にクールダウンとして左右対称な運動であるランニングが効きます。水泳なんかも良いと考えますが、できれば運動直後が良いです。
当院では、オリジナルの修正体操指導を初診時につけています。簡単なものばかりで、覚えやすいです。
特に成長期の身体バランスは重要であり、その後の身体成熟にも深く影響を及ぼすので当院では注意を呼び掛けております。
現時点で子供さんの身体バランスが不安な方など、一度ご相談いただけると良いと思います。
せぼね研究室では、PNFという運動療法で左右バランスを整える作業をしています。
せぼね研究室 名古屋市中区の整体院 慢性痛専門 ゆがみ修正