こんな方は股関節に歪みがある兆候かも知れません。
「気をつけ!!休め!!」と指示された時、「休め」で足を均等に開かず片方の足だけ前に出した姿勢をとる人。
対して、左右同じ幅で立っているのが実は、正しい「休め姿勢」。股関節のバランスが良い状態。
足を片方前へ出すのは、本来の休め姿勢ではないのです。でも股関節にすでに癖のある方は、その方が楽。無意識に楽な肢位をとっていると考えています。
股関節というのは、基本的にはスッポリはまっていて常に安定していそうな関節なのですが、やはり2本あるというところで、人間というのは使い方に癖が出てしまうようです。
1 しゃがむ時、いつも決まった側の足を前に出す
2 足を組む時、いつも決まった側を組む
3 階段を昇るとき、いつも決まった側から昇る
4 足を崩して座るとき、いつも決まった崩し方である
などなど・・・。こういった動作の繰り返しで股関節周りの筋肉は左右で偏ってくる。
こうなると、体重のかかり方も左右均等でなくなるのは想像できますよね。
まず負担が来るのは関節の軟骨部分。関節に「コリッ」とか、怪しい音がしてくることも多い。とにかく「違和感」の段階でご相談いただけると良いです。
名古屋市 中区 せぼね研究室 慢性痛専門