下の会話は、姿勢が悪い方の「諦めワード」です。
「もう年だから・・・」
「遺伝だと思う。」
「小さい頃から言われているから・・・」
まあそれくらい、背骨の(取り)扱いって難しいのです。
遺伝というのは良いもの・悪いもの共に「助長する要素」にはなるかと思いますが、コントロールできるものであると考えています。
基本的に背骨のというのは生まれた直後には「丸まった形(=C」をしています。その後、首が据わり、座り、うつぶせ、ハイハイなどをする過程でせぼねの形はS字を呈するようになってきます。そして、その過程は誰も省く事ができません。
なので、一度はS字(=生理的彎曲といいます)を獲得=理想的な背骨になったことがあると考えてよい。
こういった理由から、その人の姿勢はほぼ後から獲得された姿・・・と私は考えていますし、説明もしております。
よって、改めて、年を重ねてから、姿勢を正していく事に対して諦めないでほしいです。
今日は姿勢について、患者さんからお聞きする言葉を例に書いてみました。
*あくまで当院の見解です。他見解を否定するものではありませんので、ご了承を。予約ダイヤル:052 332 4171