私は中学、高校と野球をやっておりました。県立高校でしたが、一応、エースで3番を任され、毎日、かなりの練習に励んでおりました。
学校から帰った痕も、近くの公園でのランニングと壁を利用した投球練習。自宅の庭では素振り。最後の夏大会が終わるまで、勉強などはほとんどせず(笑)、のめりこんでいました。
今日のテーマは、偏った運動の1つ = 野球が引き起こす歪みについて。
当時の利き手・・・「右投げ、右打ち=一番多いパターン」と背骨の「変位」理論。
私の「ゆがみ歴」は、中学3年で生じた違和感から始まりました。
「何か、両足が地面に均等についてないな」
「何か、打つ時、インパクトで力が入らないな」
「何か、最近、投げてもボールに指がかからないな」
→今、考えると、全て背骨の悪い徴候。間違いなく。
しかし、当時は知る由もない。単なる練習不足、筋力不足と判断し、練習量・トレーニング量を増やしました。
そして、右肩が抜け、肘が壊れ、眩暈や背中の痛み・張り、動悸まで・・・。
また、当時ではっきり覚えていることといえば、=おへそが身体の「真ん中」になかった事。
私のような、成長期に毎日行う「偏った運動」は確実に身体を歪めます。私は右投げ右打ちでしたから、毎日、身体全体(=背骨)を左に回してばかりいました。
背骨というのは、左に回すと右に倒れ、逆に右に回すと左に倒れる機能を有します。
バッティングフォームを分析すると分かりやすい。「左に回ると自然に右への傾きが生じる」
そして、このことが手足にある関節へ多大な影響を与えてしまいます。
とにかく早めに修正が重要。慢性化すると人間の体は、悪い筋肉が増え、ゆがんだ状態で安定化を図ろうとするからです。
当院では毎週に近く、そういった症状・違和感があるお子さんを抱える親御さんより、メールや電話にてご相談のお話が来ています。
とにもかくにも、私のような苦しみを味わってほしくない。
スポーツというのは、とにかく楽しく、気持ちよく、心身を健全に、強くするのが目的なのですから。
また、長らくの身体症状は最終的にはお子さんの精神面も侵食してしまうことも多いのです。
・安静時は痛くない
・運動時のみ痛い
という症状は、さまざまな誤解を受けやすいのです。
でも、実際には多いのです。これは本人にしか絶対に分からない。
当院では、スポーツ別の偏り動作を「研究中」です。全てを改善できるなんて大それた事をいうつもりは毛頭ありません。しかし、少なくとも私のようなケースは治す自信があります。
名古屋市中区の整体 せぼね研究室 慢性痛専門整体
電話: 052-332-4171