今日はせぼねの知識を少し確認します。
「健康」を維持する上で一番の基本であり、また、膝や股関節に障害を負ってしまった方にとっては、「再発」させない上で一番重要な事項だと当研究室では考えています。
基本的に人間というのは、産まれたときは丸まった状態(C字)の背骨をしています。そして、少しずつハイハイなどをしていく段階で背骨周りの筋が発達し、背骨が「S字」になっていく。
S字がついた時点で、赤ちゃんは自分で立とうとし始めます。これはおそらく、本能です。
大人になってもこのようなS字が保たれていれば、頭の位置が自然と後ろへ行き、重心も良い状態となるため、腰痛や肩こりなどとは無縁となります。↓↓(肩凝りにならないポジション)
しかし、背骨が再び(=赤ちゃんの時以来)、C字またはくの字となり、頭が前へいくと背中の筋はいつも、頭が前へ落ちていくのを支える状態になります。
人間の頭は結構重いですから大変。
↓↓ (4~6キロ=ペットボトル4本分くらいある)
適度なS字ありの背骨
長時間のデスクワークなどでC字に戻ってしまった背骨
背骨を保護するためにもデスクワークの姿勢は大切。このように骨盤を寝かせて座っていると、だんだんC字になる
この格好をを大脳が記憶してしまうことによってデスクワーク以外でもC字が染み付いてしまう。
このように骨盤を立てて座るのが、背骨には一番負担が少ない。オードリーの春○さんの姿勢が実際には一番良い。
①頭が前にゆき、その重さを一生、筋肉の力で支え続けるか?
②頭を後ろに持ってきて、筋肉はほとんど使わずにバランスで支えるか?
選ぶのはあなた自身です。
せぼね研究室 名古屋市の整体 & 姿勢トレーニング