患者さんの施術報告です。
定期的にぎっくり腰を発症している人は、かなりいます。年に2回とか3回とか。
先月来られた、木下さん(男性 53歳 市職員)もそんな経歴(=病歴)。
普段からトレーニングをマメにしており、また自転車好きでもあり、遠くまで遠征することも多いアクティブ人。今回はトレーニングをした次の日、朝、ズボンを履く瞬間、少しバランスを崩したのを踏ん張った事でぎっくり腰に。
3日間動けず、その後、少しずつ改善したため、今は普段通り生活しているものの、もう懲り懲り。今後、絶対に痛い思いはしたくない、原因を知りたいと検索し、せぼね研究室を見つけていただきました。
診るとやはり、腰椎が後彎(=こうわん)。反りがまったく無い!!
臀部の筋はカチカチに固まり、股関節はガニ股傾向。これではせっかく行っている運動自体が大きな「ぎっくり腰リスク」になってしまう。
ここ2年くらいは4ヶ月に1回くらいの割合で動けないほどの腰痛に。しばらく休んでいれば数日で回復するが、いつ、ぎっくりが再発するか不安で仕方がない。
「とにかく本当の原因を取り除きたいといつも思っています。」
とにかくまずは「四つん這いとハイハイ動作」を頻繁にやってもらいながら、週に一度は来院していただき、腰椎前彎と股関節の柔軟性を増すような施術を施しました。基本的に通っていただくかどうかは御本人お任せしていますが、症状によってはやはりしばらくの間だけ、来ていただくこともあります。その方が早く、確実に改善します。(*大抵、御本人から希望されますが)
ただ、せぼね研究室は必ず自宅で行っていただくオーダーメイドのゆがみ解消エクササイズを施術中に指導しますので、通わずに家でそれらを行うだけでも改善していくことは十分に可能です。
約3週間程度で腰椎に撓み(=たわみ)が出現、周囲筋の柔軟性も戻ってきました。
まだ完全ではないものの、生活自体が途端に楽になってきたため、施術やエクササイズの効果を実感していただけているようです。
完全復活までもう少し。
ぎっくり腰の改善に、背骨再構築は欠かせない要素です。