首と腰(の骨)はセットで動きます。正常な首の骨は前に反っており、正常な腰の骨も前に反っているべきなのですが、どちらかの反りが無くなると、他方も無くなります。
正常な背骨↓(首と腰が反る)
逆に、どちらかの反りが回復すれば、他方も回復します。
デスクワークが長いと、人はその姿勢を楽にしようとするために、片足を組んだり、座面の上に片足を載せたりします。しかし、これにより、腰の骨は後ろにたわんでしまいます。
背骨というのは全体でバランスを取ろうとする性質があるので、腰が後ろにたわむ(=全体で丸まる)と、首はバランスを取るために頭を前に出します。俗に言う、「やじろべえ」のようなバランスの取り方です。首だけの部分で言うと、俗に言う「ストレートネック」です。首の痛み、頭痛、腰痛が結構いっぺんに来るのは、このような首と腰の連動した動きが原因です。
異常な背骨↓(頭が前に)
ちなみに、人の頭が前方に2.5cm移動するたびに、頭を支えている首~背中~腰の筋=脊柱起立筋には4~5㌔の負荷がかかることが知られています。この負荷に疲れた状態、要はこれが肩凝り、腰痛なのです。
言ってみれば、肩凝りや腰痛は背中の筋の「黄色信号」だと考えてください。「赤信号」である、頚椎椎間板ヘルニア、腰椎椎間板ヘルニアになる前に、異常を教えてくれているのです。
話を戻しますが、首または、腰の痛みや違和感でお悩みの方はたぶんこれまで、首だけ、腰だけの治療をしてきたのではありませんか?
せぼね研究室では24個の背骨全体で考え、施術を施し、家で自分で行える体操やエクササイズまで指導しますから、それほど通院しなくても改善させることができます。こういった自粛期間においても回復させていく方法を提供させていただいております。
肩凝りや慢性腰痛でお悩みの方は一度、来院いただくとお役に立てると思います。
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