最近来られた症例様の症状→施術経過を書いておきます。
6月初旬に来院された○藤様。48歳、男性。
仕事は建設業(インテリア?)ですが、とにかく車の運転が多いのと、あと、作業で右手ばかり使うそうな。
4月頃から腰の左側に鈍痛、左肩甲骨の際にも凝りが出るようになった。どんなに強くマッサージを施しても翌日か翌々日には再び凝ってきてしまう・・・。
「一度、背骨をチェックしてみようと思いまして。」
「なんか背骨に原因がある気がするんですよね。」
「家で普段からできる体操とかを教えてもらえるとホームページで見て。やっぱり仕事でそうそう来れんから。」
というのが来院理由。
まず、背骨の事であまり知られていない事に、下のような背骨の構造・仕組みがあります。
時に「背骨カウンターモーションの動き」と呼ばれたりします。
要は、体を左にねじる際には必ず、自動的な動きとして反対側の右側へ傾くという事です。○藤さんの左半身が凝る理由はまさにこれです。「右手をよく使う」という事は、おそらく途方もない回数、体を左に回しているんです。
皆さんも、右利きなのになぜ左が疲れるんだろうと思った事、ありませんか?
せぼね研究室では背骨とその周囲に必ずチェックを入れますが、このように肩甲骨が右側は下がっているからすぐに分かります。
症状としては、左腰や背中の凝り、右の股関節が開きにくい、左の足裏だけマメが出来たり、面白い事に大食漢になったりします。
原因が分からないと、どうしたら良いかを長年、悩みますよね。それが本当にもったいない。せぼね研究室に来てもらえれば原因をはっきりさせられると思います。
最初の1週間に2回の施術、その後は週1で2回、さらに1ヶ月後に1回。計五回で症状は消失しました。加えて、自己エクササイズ(=その人のゆがみに体操したオーダーメイド)をお伝えしたので、もう、金輪際、症状は出ないでしょう。(体操を間違えずに行っていればという条件付きで)
とにかく、自分で症状を改善していけるノウハウをお伝えしている整体院です。生活のリモート化が進み、今後、そういった「自己解決能力」はさらにニーズが高まっていくと想像しています。
慢性腰痛、慢性膝痛などでお困りの方、ぜひ一度、来院ください。