症例、アップしておきます。似た症状の方、参考にされてください。
昭和区からお越しの〇山さん。57歳、男性。システムエンジニア。
2年前より、右鼠蹊部に違和感が生じ、この1か月くらいで痛みに変わってきた。長く座っていたり、長く歩くと右股関節の付け根(前の方)がジンジンしてくる。我慢できない事はないものの、非常に気持ちが悪いため、近隣の某病院にてレントゲン、MRI検査をした。結果、若干の関節狭小化(=関節の間が狭くなること)を指摘されたが、「様子見」と診断された。
「結局、病院へ行っても検査料を取られるだけなんです。」
「どうしようもなく(=どうして良いか分からなく)なって来ました。」
私の意見・見解としては、レントゲンを撮っておいたことは損は無いと考えています。
もちろん、頻回に撮るのはお金もかかるし、身体にもあまり良い影響はありませんが、中高年期になったら一枚くらい撮っておくと安心かも知れないです。
それで、お医者さんいわく「異常が無い」ならば、こちらは安心して施術できるからです。確かに異常を外から探知する検査法もありますが、やはり、レントゲンの正確性には勝てないからです。
そういった説明を○山さんにも行いつつ、施術開始。
これまで行った来た「お仕事の質」、「スポーツの種類」、「思い当たる癖」。これらを分析していくと、おのずと歪みの形が分かってきます。
○山さんの右股関節は大きく内側に歪んでいました。デスクワークで右足を組み、ゴルフではフォロースルーで右股関節を大きく内側へ捻り、ソファの上では横座りの癖。背骨も大きく右に倒れていきます。
また背骨というのは左に回すと右に倒れ、右に回すと左に倒れるのですが、そういった背骨の歪みと他の関節との関係を当院は知っています。
次に行うは歪みの説明。正常な股関節と歪んでしまった股関節の説明を骨モデルを使用し、理解していただきます。歪みを理解すると、違和感や痛みの出る理由が明確に分かってきます。
施術をすることで痛みは大抵、軽減しますが、大切なのはそれがずっと継続するかどうか。整体に来られる方のイメージとして、
「整体をしてもすぐに歪みが戻ってしまう」
というイメージを持たれている事が圧倒的に多いことがあります。
そして、そういった声やニーズ(=自分で良い状態を継続したい)に応えていることがせぼね研究室の特徴です。
最後に施術後、○山さんのお伝えした体操です。座っていたり、歩くと股関節の付け根やお尻が痛くなる人は、ぜひ試されてください。数ヶ月悩んでいる人も多いですが、この体操をしっかりと行えば、数週間で改善してしまうでしょう。