皆さんは「歩く」際、
1 左右幅(=両くるぶしの間の距離。)
2 前後幅(=歩幅)
3 上下の振幅(=ブレ)
はどれくらいでしょうか?
何となくで良いので、下の「平均値」と比べてみてください。
1 5~10センチ *ガニ股の人は広い 高齢者も広め
2 身長の40~45パーセント(=70~80センチくらい) *歩きが早いのは広い
3 5~6センチ *足を痛めている人はギッタンバッタン(=上下する)する
くらいです。
また、普通に立っている時の重心は?
下1~5は横から見た時の「ものさし」です。
上から下へいくと、
1 耳たぶ
2 肩の先っちょ
3 ポケット入り口付近外側にある骨の出っ張り
4 膝お皿の裏側
5 外くるぶしの少し前
1~5が、上から垂直線で引ければそれは「完璧な重心」。そのような人は何も気にする必要はありません。おそらく身体も楽で、疲労しにくい体になっていると考えられます。
この重心から逸脱し、頭が前へ行っているような方はとにかく「四つんばい」を朝晩2回、3週間行ってみてください。
頭の位置、背骨の形、骨盤の角度が「自動的に」改善し、疲労しにくい身体になってくるはずです。この「自動的に」というのが大切なのです。よくあるケースとして、「無理に」体をそったり、胸を張ったりしていると非常に疲れるし、腰を傷める事も多いからです。ですので、「自動的に」、「無意識に」変化する方法が良いのです。
人間も昔は「四つ足」で歩いていたと言われています。もちろん人間の最初の姿である「赤ちゃん」も四つん這いやハイハイをします。実は赤ちゃんはそうすることで背骨を「S字」に育んでいるんです。(もちろん本能です)
そして赤ちゃん達は、本能的に背骨にS字ができたのを感じて立ちあがります。四つん這いでハイハイすることは背骨をS字にしてくれるのです。
人間は「S字」でないと、とにかく疲れます。日ごろから疲れやすさを感じている方は、ぜひ、「四つん這い」及び、「ハイハイ」をし直してみると良いですよ。
名古屋 整体 背骨矯正 姿勢指導 整体師・理学療法士資格所持 木戸健一郎