今日は人の正しい姿勢・重心位置についての復習です。
人間は正しい姿勢であれば、長時間立っていても疲労しません。動物とは違い、バランス能力が優れているため、それを使って立つことができます。筋電図というデータでみても、姿勢が良い人ほど筋力に頼らずバランス能力で支えているらしいです。
結局、大切なのは頭の位置。
頭の重さは、自分では無意識なので分かりつらいですが4~5キロはあります。ペットボトルで換算すると3~4本分に相当。
頭が重たいなぁ~と感じることはあまりありませんが、それは後ろの筋肉が相当に強いからです。実は頑張ってくれているのです。(*本当は頑張らなくても良いのに)そして、実はその頑張り状態こそが腰痛や肩懲りです。
試しに、仰向けで頭をベッドから5分間挙げようとしてみてください。とても辛いと思います。首の後ろの筋は強く、首の前の筋(=挙げる筋)は非常に弱いからそう感じるのです。
正しい重心の位置は、横から見たときに耳の穴と骨盤の真ん中‐股関節の付け根‐足の外くるぶしがほぼ同じ位置にくるポジション。(下イラスト右側)
右側のポジションを取り戻す簡単で安全な方法があります。下のような「四つんばい」を3分、朝晩2週間行えば「肩こり」や「腰痛」は薄皮を剥がすように消失していくでしょう。正しい背骨になるからです。
*注意点は足幅は広め。頭はリラックス。つま先は立てる。力を抜く。
昔は「雑巾がけ」などで四つん這いになることも多かったですけどね。現在はこのような肢位にはまず、ならないですよね。
つま先を立てる理由としては、下イラストのように骨盤のライン(=赤線)を前のめりに修正したいという目的があるからです。
長年、頭が前に行っていると、肩凝りからひどい頭痛に変わってしまうこともあります。できれば早めの重心位置修正を。
せぼね研究室では施術ともに、自宅で行える歪み修正のエクササイズをお伝えしています。患者さんが自分で歪みを整えられ、それを維持できるような働きかけを行うのが特徴であり、特長です。
身体作りに魔法は無いので、せぼね研究室では「すぐに治ります」など、綺麗ごとは言いません。しかし患者さんの良い状態が続くことで時間的にも経済的にも優位に立てるように努力しています。
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名古屋 理学療法士国家資格を併せ持つ整体 せぼね研究室