患者さんはセラピストの技術良し悪しは基本的には分かりません。例えば我々が歯医者に行って、その技術良し悪しがあまり分からないのと同じです。(*マナーの良し悪しは分かるけど)
なので高度な技術に感動したからといって、施術料金を払っている患者さんはおそらくあまりいない。
私が施術対価として提供すべきものは「変化」だと思っています(*もちろん良い方向への)。なので、施術前に検査・測定(=ビフォア‐)を必ず行うことが不可欠です。
しかしもし変化が無ければ、患者さんは何を得て帰るの?という話です。 *「手ぶら」で帰らせてはそれは詐欺に等しいです。
変化に気づいていない(気づきにくい)患者さんはいます。
当研究室では画像のように、角度計で背骨の動きを測定したり、あらかじめ痛みを細かく聞いておきます。
特に痛みというのは場所や程度を細かく聞いておかないと忘れられてしまう傾向があります。しかしこれは決して患者さんが悪いということではなく、人間とはそういう性質だと言いたいのです。
施術後に何かしらの変化を示しているという事は、その施術が効果を発揮しているというサイン。痛みや症状を改善していくための大きなヒントになります。
ですので施術前後の変化有無をはっきりさせる事は、患者さんにとっても術者にとっても「命綱」みたいに大事な事です。
マイカルテというツールがありますので、せぼね研究室では歪みや痛み部位の共有が行いやすい仕組みになっています。
名古屋 整体 背骨矯正 せぼね研究室