私は小学3年生から高校3年生まで自分で言うのも何ですが、ものすごく野球の練習に取り組みました。(のめり込みました)
部活での練習の他、早朝の走り込みや部活から帰ってからの素振り、公園の壁へ投球練習、タオルを持ってのシャドウピッチング。元々、コツコツと継続することが好きであったため、自分で思考錯誤しながら練習をしていました。
とにかく努力を続けました。野球が純粋に好きで、誰よりも上手くなって将来はドラゴンズに入りたいという気持ちが本気で強くあったからです。
しかし今、思い返せば途中(=中学3年くらい)から、全く体が正常な反応を示してくれていなかった。
例えば、
1 首が左方向にだけ回しにくい。無理に回すと違和感があった。
2 ピッチングする時、左足(=踏み出し足)の踏ん張りが効かなくなってきていた
3 風呂に入った時、「へそ(=臍)」が左寄りなのに気づいた
実は、野球で右投げ右打ちの選手は、ほとんど皆こんな感じで背骨は大きく左へ捻れると共に右へ傾き、対して腰骨の部分は左へズレ(=スウェーする感じ)、指で示すがごとく左の腸骨は右に比べて上に挙がってきます。(=左に体重が乗りにくくなる)
*後ろから見た背骨↑(*右利き選手の歪み)
*前から見た背骨↑(*右利き選手の歪み)
こんな状態に陥っていても当時は分かりませんから、私としてはひたすら「努力」を続けるのみでした。「努力(=練習)は決して裏切らない。」の言葉を胸に、いつか出るはずの成果を心待ちにして練習を重ねていました。
今、強く思うのは、正常な身体バランス下で練習や訓練は続けられなければ技術の進化、訓練の成果は出ないという事。
実はこういった歪みが原因で成果が出ていない人が多いのです。しかし、それを勘違いしてしまい「努力しても報われない」となると、その人の人生において非常にまずい流れです。
私は、「歪み」というのは性格をも歪めてしまう原因になりかねないと考えています。
なので、努力を仇にしないためには「体の軸」を普段から整えておく必要が絶対にあります。そして正しい身体の状況下においては、努力は裏切らない事が多いと考えます。
怪我をしている時のリハビリでも同様です。一生懸命行っている訓練を無駄にしないためにもまず、背骨(=体軸)のチェックをすべきだと感じます。それくらいに、背骨=体の軸というのは人の動きに影響を与え易いのです。
ボキボキも体操指導もできる整体院です。
せぼね研究室の背骨のセルフチェック法は下です
名古屋 整体 背骨矯正