体を一方向へ捻り続けると背骨にはある決まった変化が起きます。
世の中には基本的に右利きの人が多いので、右手を前に出すことが圧倒的に多いです。必然的に体(=背骨)は左方向へ捻ることを強制されます。
あと、これは背骨の生理的な動きなのですが、実は背骨というのは回された方と逆側に倒れる動きをします。これは関節の形や靭帯という関節を繋ぐ組織の影響です。
分かり易い例で言うと、例えば野球で右投げ右打ちの選手は体(=背骨)を左へばかり捻っています。ですので右投げ右打ちの人は必ず、下写真のように背骨が徐々に右に倒れてきます。(*後ろから見たところ。肩甲骨から上がひどい。)
前屈(=おじぎ)させた写真。頭をこちら側に下げています。背骨が患者さんの右側(*向かって左)に倒れているのがよく分かります。
これがひどくなると野球では良い投球、良いスイングができなくなります。
選手の感覚としては、
1 スイング時、体が早く開いてしまう(=左足に体重が乗らない)
2 インパクトでスイングに力が入らない
3 ボールを捉えたと思っても、ボールが思ったよりも飛ばない
このような状態が続くと、何か練習するほどに下手になる感覚が出てきたりする。
これは一般の人でも同じで、背骨が右に倒れている人はしゃがんだ時に左足に体重が乗りにくかったり、左足で立ちにくくなったりすることが多いです。放っておくと仙腸関節や股関節、膝関節への負担が増えます。
こんな状態の時、下写真の体操で右脇腹の筋をストレッチしておくと良いです。特に運動や偏った動きの作業をした後に行うと良いストレッチです。
右手の使い過ぎで背骨が右に傾いている事が危惧される人は、このように右手を大きく挙げ、
そのまま垂直にしゃがんでください。
右の脇腹に伸びた感覚があればOK。上手くできています。これはどこでもできるので、偏った運動や日常生活・仕事をしている人は時間があったら常に行っておくと良い。簡単だし、おすすめです。
1回にしゃがむ回数は5回まで。背骨の矯正もしますが同時に、少し負担のかかる動きなので、1度にやり過ぎるのは避けてください。
背骨の歪み種類チェックについては過去ログや「初めての方へ」で確認ください。
背骨を矯正することで、さまざまな慢性痛を予防・改善することが可能です。その研究、方法論の確立を日々行っている研究室です。
参考になれば幸いです。最後までお読みいただきましてありがとうございました。
治療方針として、患者さんに自己管理していただく(=通院回数を減らす)事を目標にしている唯一の整体院です。
ボキボキも、歪みセルフケア指導もできる整体院です。
名古屋 整体 背骨矯正
体のバランスを早く改善したい方は→ 052 332 4171 までどうぞ。
メールでの「予約」及び「お問い合わせ」、「ご質問」は、お手数ですが下記アドレスへお願い致します。
info@kido-medi.com
or
kenseitai0607@gmail.com
3日以内に返信させていただきます。
ご予約の場合は、
①氏名 年齢
②症状
③希望日時と時間
の記載をお願い致します。