昨今、「座り時間」は短い方が良いと言われています。しかし、それ以上に気になるのはその「座り方」。座り方が悪いと、さまざまな症状を招き易いようです。
正しくは「坐骨」で座る↓
横から見た状態。坐骨で座ると太ももは下に下がるのです。
対して、ここ(=仙骨)で座る人が急増中。
仙骨で座ると太ももは挙がってしまう。
結果、必ず足を組みたくなる。
長時間に渡って足を組むことは、仙腸関節や股関節を歪ませ、臀部痛、股関節痛、膝関節痛の大きな要因となるから注意が必要です。「足を組まない」と意識するのではなく、まず「しっかりと座る」意識の方が重要なのです。
四つん這いをしてください。(3分ほど)
その後、身体を徐々に反らす事をやっていくと良いです。
↓
反った時、必ず体の前の方を意識してください。そこが伸びている感じが無い場合、まだ反るのは早いです。その時は「四つん這い」に戻ってください。
補足:1人暮らしの若い方は、こんな感じ(=あぐら)で過ごす事が多いようで、最近、意外と多い訴えに「痔」があります。やはり仙骨~尾骨で座る事で肛門周辺に負担がかかるのではないかと考えています。
参考になれば幸いです。最後までお読みいただきましてありがとうございました。
治療方針として、患者さんに自己管理していただく(=通院回数を減らす)事を目標にしている唯一の整体院です。
名古屋市中区 整体 慢性腰痛