背骨というのは身体の中心にあり、とても長い部分。ですので、さまざまな関節への影響は凄いです。
しばらくはこの辺りの説明をシリーズでお伝えしていこうと思います。
今日は仙腸関節。分かりやすく言えば、お尻の痛みです。
日常生活では、
・座っているとお尻が痛くなる
・前かがみやしゃがんでいると、常に片方のお尻から腰、時には背中や肩甲骨辺りまで張りや凝りを感じる
などの症候があることが多いです。我慢はできるものの、凄く嫌らしい、ストレスの溜まる痛みのようです。
ゆがみを作る代表格は、
足を組む癖。(写真は左足を組んでいます)
ここが仙腸関節。左の骨盤模型を後ろから見たところです。
野球やゴルフなど、体を一方通行に回すスポーツにも多いです。写真は右利きの野球選手、ゴルフ選手と仮定しています。体を左にばかり捻りますね。
背骨の模型を後ろから見てます。背骨というのは捻った側とは逆向きに倒れていく動きを必ず呈します。ですので、右利き選手は必ず右肩が落ちてきます。(=この兆候は背骨が右に倒れていることを表しています)この、背骨が右に沈下したせいで、左の腰は引っ張られて上に引き挙げられます。この左右の高さの相違が左の仙腸関節を歪ませていきます。数年かけてゆっくりと歪みが作られます。
歪んだものは修正するしかない。そしてそれは、自分で改善するノウハウを習得すべき。なぜなら、ずっとそのスポーツ続けたいじゃないですか。また、歪むごとに整体院に通うなんて効率が悪くないですか?!
左のお尻が痛む、凝る時はこの姿勢が良い。このままでも良いし、少し腰を動かしてもGood。(下に動画を載せておきます)